ああ どうして 止まらない
恋に落ちてゆく
ああ 濕った 扉から
きみは現れた
トゲトゲの目をした 丑いみもれっと
言葉を授からず もがいて嘆いて吠えた
嘴をつたった 消えそうな想い
大きな爪で あわてて隠して逃げた
目と耳をあげよう 怖いのは きみの方だから
ダチャグチャな手を ほら繋いでみもれっと
ちっぽけで落っことしちゃうくらい
かすかな光をくれた
青空を目にした きみは美しい
希望の數だけ 傷みを乗り越えてきた