作词 : 沢井美空

作曲 : 沢井美空

虚(うつ)ろな

目(め)をして

何(なに)を伝(つた)えたいの

浮(う)かんでは

消(き)えてゆく

あなたの残像(ざんぞう)

引(ひ)き止(と)めないで

その優(やさ)しさってどうせ

無責任(むせきにん)よ　知(し)ってる

強(つよ)くなきゃ　アタシは

生(い)きる意味(いみ)もない

いっそ

壊(こわ)してよ

愛(いと)しさで心(こころ)は脆(もろ)くなり

握(にぎ)りつぶせるほど優(やさ)しくって

誰(だれ)にも見(み)せたことない弱(よわ)さが

ひとつだけ こぼれた

どんな痛(いた)みも我慢(がまん)できたのよ

知(し)りたくなんかなかった

傷(きず)つき荒(すさ)んで

何(なん)のために争(あらそ)う

愛(いと)しき街(まち)

遠(とお)い記憶(きおく)

あなたの涙(なみだ)

誰(だれ)かの野望(やぼう)で

塗(ぬ)り替(か)えられた正義(せいぎ)

逆(さか)らう者(もの)は悪(あく)か

やりきれない現実(げんじつ) 絶望(ぜつぼう)の底(そこ)

それでも 闘(たたか)うわ

愛(いと)しさであなたを救(すく)えるような

新(あたら)しい朝(あさ)が訪(おとず)れるのなら

命(いのち)尽(つ)きて生(う)まれ変(か)わっても

あなたを見つけるから

どんな憎(にく)しみも癒(い)える世界へ

もう怖(こわ)いものはないよ

振(ふ)り返(かえ)らずに

いくと決(き)めたの

闇(やみ)を映(うつ)した

天(そら)はアタシが裂(さ)くよ

呪縛(じゅばく)解(ほど)いて

今(いま) 変(か)えて見(み)せるよ

待(ま)ってて

愛(いと)しさを知(し)り また脆(もろ)くなってく

アタシを呼(よ)ぶ声(こえ)だけ聴(き)こえてる

孤独(こどく)を纏(まと)ってた頃(ころ)よりも

穏(おだ)やかに感(かん)じてる

どんな痛みも我慢できたよ

知りたくなんかなかった