作词 : 神託ROID
止まったままの約束 思い出の残響
琥珀色の瞳の奥にしまい込んだ温もり
影はそっと消えてゆく
風が舞い夜がまた明ける
触れられぬまま消えた声 今も心に響いてる
琥珀色の瞳が映す儚い夢の行方
願いのように胸にしまった
星の瞬きひとつぶだけ
夜の波間を漂う影
途切れた夢の続きを探し
どこへ向かうのかなんて誰も知らない
交差点に響くベル 遠ざかる足音
錆びた標識の向こう 古びた時計の針
寂れた駅の片隅で今日も誰かを待っている
琥珀色の瞳が映すこの街の物語
風がそっと背中を押した
指の隙間をすり抜けて
拾い集めて夜に溶かす
誰かが落とした夢のかけら
遠い昔の記憶が胸をかすめた
提灯の灯りが揺れ 滲むネオンの色
誰にも気づかれずにそっと歩き出す
路地裏の片隅で小さな影が揺れる
夜の帳がそっと影を伸ばしてゆく
雨上がりの街角 濡れた石畳
何も言わず見送る影 またどこかで会えるかな
作曲 : 神託ROID